【土地家屋調査士】「独学」を解説!独学って可能なの?

こんにちは。「はれ」です。

さて、国家資格取得を目指し、来たる将来独立開業するぞと意気込んではみたものの、資格受験・合格に際し特に重要な「考えること」があろうかと思います。

それは、

目指す資格は決まったけれど独学で取得できるのだろうか、、、

ということです。皆さまが資格取得を目指して学習を始めるにあたって、必ず考えること、選択なのです。

私は、資格予備校である「アガルートアカデミー」のダブル合格カリキュラム土地家屋調査士試験入門総合講義を受講して、1年の学習期間で一発合格をすることができました。

アガルートアカデミー 土地家屋調査士試験講座

今回は、【土地家屋調査士】試験について、皆さま方の一番のトピックであろう「独学」による学習で合格を目指せるかどうかを、自らの学習経験をもとに解説していきます。

STEP
目指す資格を決める
STEP
学習を始めるにあたって

今回はここのお話
【土地家屋調査士】「独学」による学習で合格を目指せるか

STEP
インプット攻略法
STEP
アウトプット攻略法
STEP
答練・模試
STEP
本試験について
STEP
独立開業まで
目次

【土地家屋調査士】試験は難関資格

【土地家屋調査士】試験の難易度は、一般的には「難しい」にランクされるようです。

別記事でも解説しますが、各資格解説WEBサイトを拝見しますと、

  • 難易度「難関」
  • 偏差値64
  • 社会保険労務士≧土地家屋調査士≧行政書士
  • ランク「A」

などのように紹介されています。

私は、この2年間で、幸運なことに

  • 宅地建物取引士(独学)
  • マンション管理士(独学)
  • 管理業務主任者(独学)
  • 測量士補(予備校利用)
  • 【土地家屋調査士】(予備校利用)
  • 賃貸不動産経営管理士(独学)

の資格を取得することができました。

その取得した資格を難易度順に並べてみると、

土地家屋調査士 >>> マンション管理士 > 宅建士 >> 管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士

のような感じでしょうか。

私の個人的な感想を踏まえて言うならば、【土地家屋調査士】試験は一筋縄ではいかない「難関」試験だと考えています。

独学による学習が可能か

まず、当ブログでは、

独学とは
  • 通信・通学問わず、予備校を利用しないと考えている方。※後述の答練は除く。
  • 市販本を購入したり、メルカリ等を活用して予備校のテキスト等を購入したりして学習を進めようとしている方。
  • 各予備校主催の答練(答案練習会)受講は検討している方。
  • 各予備校の単科講座の受講は検討している方。

と定義します。

資格取得を目指す中で、

その資格試験は「独学」による学習によって合格できるのか

ということは1番のトピックではないでしょうか。やはり独学による学習には魅力がありますし、なんといっても費用面において、予備校利用と比較しても大きく差がでます。

結論からいいますと、いくつかの条件はありますが、【土地家屋調査士】試験は「独学」による学習によって十分に合格できる試験であると考えています。

かくゆう私は、資格予備校である「アガルートアカデミー」のダブル合格カリキュラム土地家屋調査士試験入門総合講義を受講して、1年の学習期間で一発合格をしています。

そのような私がなぜ「独学」による学習によって合格できると感じたのか。いくつかの要素からご説明します。

教材面

まず、最初に独学によるメリット、デメリットを考えていきましょう。

メリット
  • 予備校利用に比べて、初期投資額や学習費用がかなり安く抑えられる。
デメリット
  • 市販の教材等の種類が乏しく、選択肢が少ない。
  • メルカリ等では、予備校のテキスト等が安く売られているが、欲しいものが欲しい時にあるとは限らないし、値段もまちまちである。
  • 市販本、メルカリ等で手に入れた予備校のテキスト等も、必ずしも最新の法令に基づいているわけではなく、情報が古い可能性がある。

いくつかあると思いますが、大まかにこのようなところでしょうか。

やはり、独学による学習において「教材面の心配」を一番最初に考えることだと思います。

結論からいいますと、

市販の教材や、メルカリ等で手に入れた教材を組み合わせることで不足はない

です。

理由としては、

  • 実は、質の良い市販されているインプット教材がある。
  • メルカリ等には多数の教材等が出品されており、品揃えも豊富。中には予備校のテキスト等も安価で出品されている。

の2点があげられます。

つまり、市販のテキストや、メルカリ等を活用することで、【土地家屋調査士】試験を合格するためのインプット教材の心配はないといえるでしょう。

予備校のメリットから考える

次に、「独学」による学習を、予備校のメリットを考えることで考察してみます。

予備校のメリットとは、主に、

教材面

各予備校の合格までのノウハウが詰まったテキストを利用することができる。

講義を受講できる

通学・通信講座問わず講義を受講できる。

最新の法令等に基づいている

テキスト・講義には、最新の法令等が反映されている。

学習中に法令改正等がおこなわれても、すぐに反映してくれる。

質問制度

わからないこと、疑問なことなど、予備校や講師へ質問をすることができる制度がある。

などがあげられると思います。

これらの予備校のメリットから、「独学」による学習を考察してみます。

教材面について

先述したように、市販のテキストや、メルカリ等を活用することで心配ないといえる。

講義について

もちろん、「独学」には講義はない。YouTube等で埋められるものでもない。「独学」による学習において最大のデメリット。やはり、実績のある予備校講師が教壇に立つ講義は、その内容は「合格するまでの知識の必要十分」でコンパクトにまとめられており、かつ学習範囲を濃淡をつけてわかりやすく教えてくれるものである。

情報の新しさについて

講義以外の面の、もう一つの大きいデメリット。予備校では、そもそも最新の法令等に基づいてテキスト・講義が作成されており、学習の途中で改正等がおこなわれても、比較的迅速に反映される。一方、市販のテキストや、メルカリ等を活用し手に入れたものは、必ずしも最新の法令等に基づいているわけでもなく、またそれらのテキスト等を自力で最新の情報に更新することも面倒である。

質問制度について

もちろん、「独学」には質問制度はない。一見すると大きいデメリットのように感じるが、実は必ずしもそうとは言い切れない。もちろん、予備校等の質問制度があるにこしたことはないが、SNSを活用することでそれに代わる質問コンテンツとして利用することができる。特にTwitterはおすすめである。

以上のことから、市販のテキスト等の情報を最新の法令に基づいたものに更新することができ、学習する中で生じた疑問点等をTwitterを活用して解決することができるのであれば、予備校を利用しなくても「独学」による学習で十分に合格を目指せるでしょう。

その他の面から考える独学学習

予備校を利用するか、「独学」にて学習をすすめるかを考える上で、一番大きい問題は費用面でしょう。

結論から言いますと、予備校を利用した方が確実に合格に近くなります。

それは、各予備校のテキストや講義は、そのノウハウが詰まったものであり、バックアップ等も充実しているからです。

先述したように、「独学」による学習では講義を受講できないという最大のデメリットがあります。これらのデメリットは、逆に言うならば予備校を利用することのメリットでもあるわけです。やはり、金銭面において余裕があるならば、予備校の利用をお勧めいたします。

また、学習時間についても考えなければなりません。

予備校を利用しても「独学」にて学習を進めても、結局のところ1年間の学習期間で、いわゆる一発合格するのが「費用面」においても「時間面」においても一番コスパがよいことだと言うのは明らかでしょう。

惜しくも不合格になり、資格取得から撤退せず2年目の学習に進むと、おそらく2年目ならではの「費用面」がかかることでしょう。そして何にも変え難い「時間」が余分にかかることになります。

【土地家屋調査士】試験の一発合格者は少なく10%程度と言われております。

先述した理由の通り、予備校を利用した方が確実に合格に近くなります。

よって、確実に一発合格を目指すならば、やはり予備校の利用を強くお勧めいたします。なぜならば、1年に1回という資格試験に合格するために使う「時間」は、お金などの「費用面」の問題とは比べ物にならないほど大切な事柄だからです。

また、各予備校には合格者特典として、その講義を受講した年度の資格試験に滞りなく合格したものの講座費用を全額キャッシュバックするという制度があるところもあります。

そのようなことからも、資格試験合格よりもさらにその先の「一発合格」を目指すならば、「各予備校を利用し全額キャッシュバックしてもらう」というのは、実に魅力的で、想像するだけでゾクゾクしませんか?

「独学」による学習で必要不可欠なこと

以上のことから、【土地家屋調査士】試験は「独学」による学習によって合格できる試験であると考えています。

しかし、それにはいくつかの条件があると感じています。

  • 市販のテキストやメルカリ等を利用することで、質の良いものを手に入れる。
  • 手に入れたテキスト等が最新の法令等に基づいていない場合は、それを必要な分だけ最新の情報に反映する必要がある。
  • 各予備校実施の答練を活用する。【土地家屋調査士】試験において、答練の利用は必要不可欠である。メルカリ等を活用することもできる。
  • アガルートの単科講座[中山式]複素数計算」受講は必須。秀逸の講座である。メルカリ等を活用することもできる。
  • アガルートの単科講座「新・定規の使い方講座」受講を検討する。メルカリ等を活用することもできる。
  • Twitterを利用し情報収集する。Twitter「受験アカ」の皆さまの合格率は非常に高い。学習のペースも比較でき切磋琢磨する学習仲間を得られる。

これらの条件を満たすならば、予備校利用よりもはるかに安価な「独学」による学習で、【土地家屋調査士】試験合格を目指せるはずです。

今現在、もし友人に【土地家屋調査士】試験の学習について相談をされたら、上記のことを踏まえて、私は友人に「独学」による学習をすすめるでしょう。

「独学」おすすめの教材たち

「独学」の学習におけるおすすめの教材は別記事で詳しくご紹介いたします。

合格の先を考えよう

今回は、【土地家屋調査士】試験について、自らの学習経験をもとに【土地家屋調査士】試験における「独学」について解説いたしました。

【土地家屋調査士】試験の難易度は高く、学習時間もそれ相応に要することが想像されます。その難易度ゆえ予備校利用を検討される方もおおいはずですが、それにはそれなりの費用もかかってきます。もちろん、先述したように「独学」による学習でも合格は十分に目指せるでしょう。

別の記事でも解説しますが、【土地家屋調査士】の仕事の報酬は想像以上に高いと思われるはずです。

開業し、ある程度仕事が軌道にのれば、予備校費用や資格取得までに要した費用など、すぐにペイできるはずです。今の「いま」しかない時間を無駄にしないよう、効率的に学習を進めていきたいものです。もちろん一つの選択肢として、予備校の利用などを検討するのも手だと思います。

【土地家屋調査士】の資格は、それを取得までに要した費用や時間とは代え難い、かけがえのないものです。

早く資格を取得し、合格の先の世界で活躍したいものですね。

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この記事を書いた人

こんにちは。首都圏郊外で個人事業主をしています「どん」と「はれ」です。
コロナ禍による仕事激減、その中で見えてきた将来・老後への不安。社会的地位もあり安定した収入が見込める国家資格の魅力に気づき、いつか独立開業してみたいという思いから、学生以来の勉強の日々。
わたしが経験したもの・こと・合格への道のり、そして異業種未経験からの独立開業までの道のりなど、皆さまに有益な情報をお届けできればと思います。よろしくお願いします。

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