【土地家屋調査士】各予備校の答練をまとめて解説!

こんにちは。「はれ」です!

今回の記事では「答練」を解説していきます。

各予備校の本科生(コース生、カリキュラム生)コースには、最初から答練が含まれていることもあります。

また、Twitter「受験アカ」の皆さまも、各予備校の答練を受講されている方が目立ちます。

むしろ、「答練」を始め、何らかのアウトプットツールを受講していない方は、ほぼ見当たらない印象です。

【土地家屋調査士】試験合格を目指すに当たって、「何がなんでも絶対に必要だ!」という訳ではないにしろ、間違いなく合格に近づく為のツールである「答練」。

今回はその「答練」を、

そもそも、答練とは?

というところから説明していきますので、この記事を最後までご覧いただけましたら、答練についての知識は完璧です!

それでは、最後までどうぞお付き合いくださいませ。

STEP
目指す資格を決める
STEP
学習を始めるにあたって
STEP
インプット攻略法
STEP
アウトプット攻略法

今回はここのお話
「答練」って必要?どこの「答練」がおすすめなの?

STEP
答練・模試
STEP
本試験について
STEP
独立開業まで
目次

答練のおはなし

答練とは

そもそも、答練とは、

「答案練習会」の略称のこと。

です。

中・上級者にとってはもちろん、初学者にこそ必要なアウトプットツールなのです。

具体的な特徴としては、

  • 本試験傾向を踏まえ、各予備校が毎年新問を作成する「予想問題」
  • おおよそほとんどの答練が、本試験に即した「択一20問、記述2問」からなる模擬試験形式
  • おおよそほとんどの答練が、複数回から構成される。(例 東京法経学院「ベストセレクト答練全7回」)
  • おおよそほとんどの答練にて、本番さながらの緊張感が味わえる「会場受験」ができる
  • おおよそほとんどの答練にて、答練受験者内での順位や偏差値、判定等を算出した成績表を作成してくれるので、自分の今の「位置」の把握が可能。
  • 答練の手応え・印象や成績を鑑み、実力診断に活用したり、今後の学習計画の見直しや指針として活用したりすることができる

といったところでしょうか。

簡単に言うならば、おおむね答練とは、

学生生活等で経験した所謂「模試」であり、一定期間内において複数回実施されるもの。

と言えるでしょう。

答練の落としあな

先述した通り、答練とは

本試験傾向を踏まえて作成される、ある種の「予想問題」である。

という側面があります。

各予備校は、本試験の傾向を分析し、また、過去問との関連、最近のトレンドなどを踏まえて、この答練を準備しているはずです。

その出題傾向は、おのずと

  • 過去問で繰り返し問われた論点の違う角度からの出題
  • 近年問われた始めた論点
  • 本試験未出の今後問われそうな論点

といったものになり、ほとんどの受験生にとって、答練の問題は初見のものが多いことでしょう。

別の記事でも解説したように、

【土地家屋調査士】試験の出題傾向は、間違いなく過去問ベース。

なのです。

ですから、【土地家屋調査士】試験突破に必要な知識とは、

答練などで問われている未出の知識よりも、過去問で繰り返し問われている「過去問知識(基礎)」

なのです。

いかに答練で良い点が取れても、本試験で合格点を取れなければ意味がないのです。

「未出」の知識をより多く身につけるよりも、本試験で繰り返し問われている「既出」の知識を厚く深くした方が、本試験突破には有利なのです。

それほどまでに、この資格試験というものは過去問ベースであり、過去問を制することが合格への一番の近道なのです。

さらに言うならば、【土地家屋調査士】試験というものは、予備校でしか教えていない知識を知っている者が合格する試験ではなく、みんなができる問題(過去問知識)を落とさない者が合格する試験なのです。

アガルートの看板講師である中山先生のお言葉を拝借するならば、

枝葉の知識ではなく、幹である法令の主旨を理解すること。

が大切であると、常日頃から、それこそ口を酸っぱくしておっしゃっております。

よって我々は、この「答練」というものを過信し、使い方を間違えるならば、合格までの道のりは短くならず、または遠くなるということを注意しなければならないのです。

答練との向き合い方

先述の通り、答練は使い方を間違えてはいけません。上手に活用しなければならないのです。

答練で問われるような、本試験「未出」の知識をより多く身につけるよりも、本試験で繰り返し問われている「既出」の知識を厚く深くした方が、本試験突破には有利なのです。

つまりは、【土地家屋調査士】試験とは予備校でしか教えていない知識を知っている者が合格する試験ではなく、みんなができる問題(過去問知識)を落とさない者が合格する試験なのです。

従いまして、この答練というものを、

あくまでも、本試験で繰り返し問われている「既出」の知識(幹の部分)を厚く深くするために活用するべき

であると、強く感じるのです。

実際に私は、【土地家屋調査士】試験に当たって、大まかに、

予備校答練名手に入れた方法
東京法経学院【2020】年度ベストセレクト答練全7回メルカリにて購入。
東京法経学院【2020】年度実践答練全12回メルカリにて購入。
LEC2021ファイナル答練全6回公式にて最新版を受講。会場受験。
LEC2021全国公開模試全2回公式にて最新版を受講。会場受験。
LEC2021最終チェックテスト全2回公式にて最新版を受講。会場受験。
学習に使った主な答練

の答練を受講、活用しました。

数、多いですよね?答練の数は全部で30回分以上ありました。

一般に、資格試験界隈における通説で、

手を広げ過ぎてはいけない

というものがあります。

では、このように多くの答練を手にした私が、「答練」とどのように向き合ってきたかをご説明いたします。

「しぼる」繰り返し学習するもの・しないもの

先述の通り、【土地家屋調査士】試験というものは、答練等で出題される予備校でしか教えていない知識を知っている者が合格する試験ではなく、みんなができる問題(過去問知識)を落とさない者が合格する試験です。

なのでやはり、自分が受講した・入手した答練(教材)の全てを繰り返し学習するというのは、本試験で出題される基礎(過去問等幹の部分)が疎かになる可能性があるだけでなく、時間もそれ相応に要してしまうというデメリットがあります。

もちろん、過去問を十分にやり切り、本試験で出題される知識の検討も十分にされている上で、さらに知識を広げ整理するというのは良いのかもしれません。

しかし、本試験の出題のメインである過去問知識から離れ、本試験未出の知識ばかりを追っていては、本試験での点数は思っている以上に伸びないでしょう。

やはり、答練等をはじめ、本試験未出の知識は、

あくまでも、本試験で繰り返し問われている「既出」の知識(幹の部分)を厚く深くするために活用するべき。

であると考えます。

そのように活用できる問題、例えば、各答練で言われるA〜Bランク知識の問題は、今後出会ったとしても間違えないように、繰り返し学習することが必要でしょう。

その一方で、Cランク知識の問題は深追い厳禁であり、

あぁ、こんな話(論点)あったなー。

程度で頭の片隅に置いておくくらいが良いでしょう。

なぜならば、Cランク知識の問題はほとんどの受験生ができず、合否を分つ問題ではないからです。

また、このAランクだったりBランクだったりは、その答練の解説で言われることもありますが、自ずと自分でもわかるようになってくるはずです。

この仕分けをできる力の「源」こそが、

テキストを繰り返し読むこと、講義を繰り返し受講すること、過去問を繰り返し学習することなどで培ってきた「基礎」の部分であり、枝葉ではなく「幹の部分」であり、これこそが「過去問知識」である。

と言えるのではないかと、私は思っております。

よって総合的に判断するならば、やはり【土地家屋調査士】試験の出題のメインであり肝である過去問をマスターすることが、間違いなく本試験突破の一番の近道なのです。

まとめますと、

本試験で繰り返し問われている「既出」の知識を厚く深くするために活用できる答練(問題)であるならば、繰り返し学習するのが良い。

といえると考えます。

インプットの側面、実力診断の側面

また、答練を繰り返し学習する上での「しぼる」私自身の独自の視点として、

過去問と同じくらい「回す」、過去問知識を補完できる答練

本試験で繰り返し問われている「既出」の知識(幹の部分)を厚く深くするために有用な答練。

  • 過去問知識が多いもの
  • 過去問で繰り返し問われた論点の違う角度からの出題、違う言い回しの出題が多いもの。
  • Aランク知識の出題が多いもの。
  • 入手したら、「もったいないから」と残しておかずに、出し惜しみなく早目から学習のローテーションに加えたいもの。
  • つまり、過去問を十分に学習された方が「簡単」と思うような問題の出題が多いもの

過去問と同じくらい繰り返し学習する、または、一日の学習のノルマとしての過去問の代わりに学習しても良いと思われる答練。

あくまでも過去問を「回す」上で、併せて活用する答練

あくまでも基礎ができた上での、発展としての学習。

  • 近年問われた始めた論点からの出題が多いもの。
  • 本試験未出ではあるが、今後問われそうな論点の出題が多いもの。
  • Bランク知識の出題が多く、世間的に難しいといわれているもの。
  • 過去問を十分に学習された方においても初見の問題の出題が多いもの。
  • 過去問やその他答練等を十分に学習された方においても「難しい」と感じるような問題の出題が多いもの

【土地家屋調査士】試験合格を目指すことにおいては過去問の学習が一番の近道であると断言できる。よって、ここに分類される答練は、あくまでも過去問学習をされた上で時間があるならば、余裕があるならば繰り返し学習すれば足りるであろうと考える。過去問知識が疎かになるため、決して、一日の学習のノルマとしての過去問の代わりに学習することがないようにしたい

あまり「回す」ことなく、あくまでも実力診断という側面の答練

繰り返し学習することなく、本番と同じような気持ち、状況、コンディションで臨む答練。

  • 本試験未出ではあるが、今後問われそうな論点の出題が多いもの。
  • A、Bランクの出題が多い答練であっても、「本試験直前にやりたい」「答練実施日が試験直前である」など、予め実力診断として活用しようと決めていたもの(そもそも時間的に繰り返し学習することができないものを含む)。
  • B、Cランク知識の出題が多いもの。
  • 過去問と比較すると、その出題傾向が乖離しているもの。
  • 過去問やその他答練等を十分に学習された方においても「難しい」と感じるような問題の出題が多いもの。

Cランク知識の問題は深追い厳禁である。Cランク知識やマイナー論点を多く知っていても、思った以上に合格は近づかないもの。なぜならば、Cランク知識の問題はほとんどの受験生ができず、合否を分つ問題ではなく、本試験出題の中心はA、Bランクだからである。よって、B、Cランク知識の多い答練については、その出題の多くが本試験で出題される可能性は少なく、あくまでも実力診断として活用するほうがベターであると考える。そこに時間を使う余裕があるならば、過去問の模範解答を読んだり、テキストの知識を固めたりしたほうが良いと言える。

という方法で分類しておりました。ご参考までに。

実際に、どの答練をどの分類にしたのかというものは、参考までに次の章で言及したいと思います。

比べる 予備校各社の答練

次に、私の経験をもとに、予備校各社が展開している答練を比較してみたいと思います。

多分に主観が含まれること、また、受講・入手していない答練に関しては、詳しくご説明できないことに関しては、予めご了承ください。

東京法経学院

現在、東京法経学院で展開をしている主要な答練は以下です。

スクロールできます
答練名難易度おすすめ度内容分類
ベストセレクト答練★☆☆◎◎全7回(6回は基礎的なもので過去問知識レベル。最後の一回は、基礎的な過去問知識レベルの実力テスト)。
初学者向け。もちろん学習経験者にも十分な内容の答練。
第1〜6回までは択一10問、書式3問。第7回は、本試験形式の択一20問、書式2問。
繰り返しの学習をすすめる。
本試験の出題レベルからあまり離れず、基本的な問題(過去問知識)が出題の中心。内容がとても充実しており、過去問と同じように繰り返し学習することで、本試験で十分戦えるレベルに成長させてくれる答練
会場受験可能、成績処理あり。
回す
実践答練★★☆全12回。
実は、前後半6回ずつで内容がわかれている。
前半の6回は、各論点を網羅的に学習することができる内容。
後半の6回は、「総合テスト」と銘打って、実力テストの側面がある。
中・上級者および受験経験者目向けの答練。
本試験形式の択一20問、書式2問。
開催時期が4月と、その難易度から鑑みると初学者には難しく感じることも
基礎的な問題から、合格レベルの受験生の多くが解答できるであろう問題の出題が多い。
会場受験可能、成績処理あり。
前半6回
回す


後半6回
過去問と併せて
スーパー模試 THEゴールドウィン★★★全3回。
中・上級者および受験経験者目向けの答練。
正直なところ、その内容は「難しい」もの。
本試験形式の択一20問、書式2問。
繰り返し学習する必要はないか。
会場受験可能、成績処理あり。
実力診断
全国公開模試★★☆全2回。
本試験形式の択一20問、書式2問。
【土地家屋調査士】試験の全受験生の中の比較的多くの方が受験する超有名答練(模試)。
その受験生が多いことから、成績(表)を利用することで、自分の今の「位置」を把握したり、今後の学習計画の見直しや指針として活用したりすることができる。
過去問学習を十分された上で、学習のローテーションに加えたい答練(模試)。
会場受験可能、成績処理あり。

※当面の間は、合格直結答練(ベストセレクト答練、実践答練、全国公開模試のセット)内の一つの模試としての扱いだが、直前になると全国公開模試のみ(全2回のうち、1回目のみや2回目のみの申込みも可)の申込みも可能になるので、お気をつけいただきたい。
過去問と併せて
総整理・速解答練★☆☆◎◎全5回。
初学者向け。もちろん学習経験者にも十分な内容の答練。
内容は、各論点を網羅的に学習できる良問ぞろいだが、その出題形式から、合格直結答練や実践答練申し込み者のみ受講可能なのがネック。
実質、他の答練とセットということになり、入手するにはそれなりの金額になる。メルカリ等を活用する方法もある。
本試験の出題レベルからあまり離れず、基本的な問題(過去問知識)が出題の中心。内容がとても充実しており、過去問と同じように繰り返し学習することで、本試験で十分戦えるレベルに成長させてくれる答練。
会場受験可能、成績処理なし。
回す
スーパー模試 THEパーフェクトウィン★★☆不明
(◎)
全3回。
本試験形式の択一20問、書式2問。
難易度が最も本試験に近いらしい。
東京法経学院のメイン答練であるベストセレクト答練や実践答練の開催が早いため、本試験直前期の実力診断・学習総まとめの指針としての他の予備校の答練の代わりの選択肢としてはありか。
会場受験可能、成績処理なし。
不明
直前ファイナル・THEラストチャンス★☆☆不明
(◎)
本試験一週間前の会場受験できる模試。
本試験形式の択一20問、書式2問。
本試験において絶対に落とすことができない基本的な知識、問われそうな知識の最終チェックができるものらしい。
開催時期からして、内容は「容易」であると予想される。
東京法経学院のメイン答練であるベストセレクト答練や実践答練の開催が早いため、本試験直前期の実力診断・学習総まとめの指針としての他の予備校の答練の代わりの選択肢としてはありか。
会場受験可能、成績処理なし。
不明

のような感じです。

私のおすすめは、

  • ベストセレクト答練
  • 実践答練の前半6回分
  • 超整理・速解答練

です。これらの答練は、繰り返し学習することで、本試験で繰り返し問われている「既出」の知識(幹の部分)を厚く深くするために有用な答練であると考えるからです。

また、これら東京法経学院の答練を、単科講座として申し込む場合は関係のない話ですが、これらの答練をパックとして受講する場合は、早く申し込めば早く申し込むほど安くなる場合がありますので、公式ホームページをたまに確認するなど、注意が必要です。

LEC

次に、LECが現在展開をしている主要な答練を解説します。

LECの答練全般として、

  • 択一の解答が見づらい
  • 記述式の問題の解答が秀逸。解答が、ある種の「穴うめの問題」形式になっており、知識の確認等に役立つだけでなく、知識の総ざらいもできるすぐれもの

という特徴があります。

また、メルカリ等で、東京法経学院やLECの答練等の「解答冊子だけ」の出品をよく見かけます。

ここが少々ご注意いただきたい点なのです。

どうしてかというと、東京法経学院の答練等では、択一式の問題において、問題文の裏のページがその問題の解答になっている(つまり、問題のページをめくると解答のページになる。)のに対し、LECの答練等では、問題文とその問題の解答が同一ページに記載されています

つまり、東京法経学院の答練等は、メルカリ等で「解答冊子だけ」を入手し手元に「問題冊子」がないとしても、ある程度ストレスフリーにて繰り返しの学習が可能であるページ構成になっているのです。

対して、LECの答練等で「解答冊子」のみ手元にあったとしても、問題文とその問題の解答が同一ページに記載されていることで、解答を隠す等の工夫が必要であり、私的には「見づらい」と感じました。

よって、メルカリ等での「解答冊子のみ」の出品の場合は、以上のことをご注意ください

スクロールできます
答練名難易度おすすめ度内容分類
範囲指定答練不明
(★★☆)
不明
(◎)
全6回。
学習経験者向けか。
択一に関してはは過去問知識を十分に理解している程度、記述に関しては、過去問出題実績からのアレンジ問題。
択一10問、書式3問。
SNSの情報より、良問揃いであり、繰り返しの学習が良さそう。
過去問の正誤だけを覚えるような学習をしていた方には難しく感じるようであるが、しっかりと基礎を固めた方ならば、結果や成績を弱点分析や学習指針に活用できそう。
会場受験可能、成績処理あり。
不明
(回す)
直前ファイナル答練
(公開模試)
★★☆直前ファイナル答練全6回、公開模試2回の、全8回。
直前ファイナル答練は本試験よりもやや難しい。
公開模試に関しては本試験と同等レベル。
本試験形式の択一20問、書式2問。
択一式の問題に関してはやや未出の論点が多いように感じ、他の答練に比べると「難しい」答練。
記述式のもんだいにかんしては秀逸な出来であり、「過去問と併せて」繰り返し学習することで、本試験の記述対策は完璧といえる。
しっかりと基礎を固めた方ならば、結果や成績を弱点分析や学習指針に活用できる。
会場受験可能、成績処理あり。

※当面の間は、公開模試は直前ファイナル答練内の一つの模試としての扱いだが、直前になると公開模試のみ(全2回のうち、1回目のみや2回目のみの申込みも可)の申込みも可能になるので、お気をつけいただきたい。
(ファ)
択一
回してもよいが深追い厳禁

(ファ)
記述
回す


公開模試
回す
最終チェックテスト★☆☆全2回。
本試験直前に会場受験できる模試。
本試験形式の択一20問、書式2問。
基本的な知識、問われそうな知識の最終チェックができるもの。
内容は「簡単」であるが、直前期ということで落としてはいけない論点等の確認ができる。
会場受験可能、成績処理なし。
回してもよい

といった感じでしょうか。

繰り返しになりますが、LECの答練等に関しては、その記述式の問題の出題内容(論点の散りばめ方)・解答(網羅的に論点御把握ができる)が秀逸であり、入手することができたならば、使い方によっては、必ずや合格に近づくことでしょう。

また、LECの答練の受講を考えているかたは、もう一つ豆知識があります。

それは、早期申込による割引率。

これは東京法経学院の答練と同様のことですが、これらの答練をパックとして受講する場合は、早く申し込めば早く申し込むほど安くなる場合がありますので、公式ホームページをたまに確認するのが良いと思います。

早く申し込むことによって、意外にも安く(【土地家屋調査士】界隈での相場からして)受講できます。

早割! LEC土地家屋調査士試験 答練のページ

兎にも角にも、LECの答練等は、その秀逸な出来から会場受験をおすすめいたします。そして、その出題内容や講義、受験後の成績などをもとに、存分に自分の弱点分析や学習指針に活用していただきたいと思っております。

アガルート

最後にアガルートの答練を解説したいのですが、何を隠そう私自身の受講履歴がございません。以下より多分に推測等が含まれますのでご了承ください。

スクロールできます
答練名難易度おすすめ度内容分類
実践答練★★☆不明(○)全6回。
本試験形式の択一20問、書式2問。
アガルート講師陣作成のオリジナル答練。
本試験同様の(他の予備校のような)冊子形式の出題ではなく、B5版のテキスト形式なため、少々やりずらいか。
前後半で計6回ある。
アガルートは1年に3回分の新しい答練を展開する。後半と呼ばれるものが、その年度の最新の答練のこと。前半と呼ばれるものは、昨年度(2021年度)作成のもの(昨年度における後半3回)。
つまり、本年度の後半3回は、来年度(2023年度)の前半3回となる。
情報によると、択一は過去問知識を厚く深くすることができるような内容であり、過去問と併せて学習することにより十分な実力アップが見込めるとのこと。
記述は、過去問の難易度を超えているらしく、数学的なひらめきを必要とする内容の出題もあるとのこと。
予想問題の側面があり、「ガチで当てにいってる」とのこと。
会場受験なし、成績処理なし。

最新年度版(令和4年度合格目標)の場合、第6回の土地の問題が中山先生の予想問題とのこと。また、第4回の土地、第6回の建物はチャレンジ問題とのこと。
択一
回す?

記述
深追い禁止?
合格ゼミ不明不明(◎)全6回。
択一10問、記述1問。
アガルート看板講師中山先生のオリジナルの択一式問題と記述式問題。ゼミ型の基礎と応用を身に着ける強化講座。
本科生・カリキュラム生でないと受講不可。
SNSの情報を鑑みるに、中山先生が作成されたオリジナル問題は統計的・トレンド的に考察されたもので「予想問題」の側面があるようだ。
座談会もかなり有力な情報が聞けるとのこと。
ゼミ型ということで、仲間もできる。
会場受験なし、成績処理なし(添削の有無は選択可能)。

※コロナ禍でなければ通学クラスもあったようだ。
回す?

といった感じでしょうか。なにぶん、自分自身が受講歴がなく、分かりに兼ねる部分大多数で解説になっておりませんが。

看板講師作成会心の出来 アガルート実践答練

予備校各社の主要な答練パックとその値段

最後に、各予備校が展開する主要な答練パックを比較してみたいと思います。

スクロールできます
予備校名答練名内容通常価格回数コスパ
1回あたり
東京法経学院合格直結答練
+超整理・速解答練※2
ベストセレクト答練7回
実践答練12回
全国公開模試2回
超整理・速解答練5回
合格直結答練※2ベストセレクト答練7回
実践答練12回
全国公開模試2回
179300円(税込)〜21回8538円〜
実践答練実践答練12回
全国公開模試2回
143000円(税込)〜14回10214円〜
LEC答練スタンダードパック範囲指定答練6回
直前ファイナル答練6回
公開模試2回
最終チェックテスト2回
154000円(税込)〜

3月末まで25%OFF
115500円(税込)〜
16回9625円〜

3月末まで
7218円〜
答練直前パック直前ファイナル答練6回
公開模試2回
最終チェックテスト2回
110000円(税込)〜

3月末まで25%OFF
82500円(税込)〜
10回11000円

3月末まで
8250円
アガルート実践答練前後半6回87780円(税込)6回14630円
※1 ベストセレクト答練に関しては通信受講、実践答練、全国公開模試については会場受験で比較。
また、その他の答練(アガルート以外)においても、会場受験の有無、解説講義の有無等で価格が変わるため、会場受験ができるものの中で一番安い形態での受講の場合で比較する。

参考:予備校各社の答練の印象 実体験をもとに

東京法経学院

まず前提として、私は【土地家屋調査士】試験突破の為に「予備校」と「答練」を活用しようと考えてました。

予備校の情報と同時に、答練の情報をも集めておりました。

そのような中で、圧倒的知名度と実績を残している予備校である「東京法経学院」に出会いました。

いくつかの理由から、東京法経学院の本科生ではくアガルートのカリキュラム生を選びました。

しかし、この東京法経学院の答練に関しましては、資格試験の特徴でもある、

みんなができる問題を落とさない者が合格する。

という中で、そのあまりにも多い受講生、そして良い口コミが目立つことから、

受験生の多くがこの東京法経学院の答練を受講する。つまり、受験生の多くが触れる問題であり、おそらく触れた受験生の多くが完璧にしてくる知識。つまりは「過去問と同じくみんなができる問題」である。

とみなし、どのような形であれ東京法経学院の答練を手に入れて、完璧にしようと思うに至ったわけです。

先述の通り、最新版ではなく昨年度版ではありましたが、私は東京法経学院の答練をメルカリにて購入しております。

ちなみに、具体的には、

  • 【2020】ベストセレクト答練 全7回
  • 【2020】実践答練 全12回
  • 【2020】総整理・速解答練 全3回
  • 【2020】THE ゴールド・ウィン 全3回
  • 【2020】全国公開模試 全2回

の計27回分を65000円で入手しております。

東京法経学院の答練は、先述の通り、

過去問と同じくみんなができる問題。

とみなし、繰り返し学習しようと決めておりました。

実際手にとってやってみた感想といたしましては、

東京法経学院の答練の択一の感想
  • 択一式の問題の完成度が秀逸。おそらくは、長年の研究の成果と、高い実績ゆえのノウハウが存分に詰まった問題、答練であると言える。
  • 過去問知識の別の角度からの出題や、過去問知識の違う言い回しの出題が多く、過去問知識を厚く深くすることに適している問題が多い。
  • 繰り返し学習する価値がおおいにある。繰り返し学習することで、過去問知識を厚く深くすることにつながる。
東京法経学院の答練の記述の感想
  • 記述式の問題の難易度は、総じて過去問レベル。
  • 最新版のものは受講していないのでわかりかねるが、【2020年度】【2021年度】のものに限って言えば、記述式の問題の出題が最近の本試験の出題傾向に即していない。
  • 最近の本試験の記述式の問題のトレンドは、「問題文が長い」である。その点から見ても、東京法経学院の答練の記述は、問題文が短く、読みやすいものになっている。
  • 繰り返し学習する価値がある。繰り返し学習することで、申請者欄の「代位」「代位原因」「相続人からの申請」や、添付情報などの申請書の論点は、おおよそ「完璧になる」といえる。

※SNSを参考にすると、最新年度版「2022年度合格目標」の答練では、「記述のボリュームが増えた」との情報あり。

よって、経験談ではありますが、東京法経学院の答練はできるならば手に入れられることをおすすめします。

ただし、東京法経学院の答練は、総じて誤字がとても多く、それはそれはしっかりしてほしいレベルであり、その点はご注意ください。

ですが、入手できたならば、繰り返し学習することで、必ずや過去問知識が厚く深くなり、それらの知識が点ではなく面でつながるようになるはずです。

また、東京法経学院の答練は、

必ずや最新年版を受講する必要はなく、メルカリ等を利用して入手する方法でも十分。

かと思います。

理由の一つとして、私は、【2021年度(私が本試験を受験した最新年度)】の全国公開模試を会場受験しました。

その択一式の問題の内容は、【2020年度】実践答練のある一回とほぼ内容が同じでありました。

おそらくは、最新年度の答練の全部の問題が新作された問題ではなく、毎年度組み合わせ、使い回ししてるのかと思われます。

これは何も「手抜き」なのではなく、繰り返し出題するくらい大切であり、問われやすい、または問われそうな論点であるということです。

本試験においても、大切な、問われやすい論点が複数年度にまたがって繰り返し出題されていることを見ると、頷けれるかと思います。

東京法経学院の答練においても、複数の問題に関して、それらが複数年度にまたがって繰り返し出題されているということが、最新年度版を受講しなくてもよいと考える一つ目の理由です。

また、もう一つの理由といたしましては、東京法経学院の答練の開催時期にもあります。

例えば、2022年度合格目標の答練で考えますと、東京法経学院の主要な答練の日程は、

ベストセレクト答練2月5日から3月20日まで全7回
実践答練4月2日から7月17日まで全12回
全国公開模試Ⅰ5月21日、22日のいずれか一方
全国公開模試Ⅱ7月16日、17日のいずれか一方
東京会場での会場受験の例

となります。

本試験が10月の第3週日曜日でありますから、そこから考えると、ずいぶんと早い段階での答練となります。

この時期に答練で上位に入る、仕上がっている方はもちろん稀であり、おそらくは計画的に学習を進められている方か、学習経験者だと思われます。

また、実は【土地家屋調査士】試験は最近まで8月の試験実施でしたので、この東京法経学院の答練の開催時期はその頃の名残だと言われております。

いずれにせよ、初学者や、もちろん学習経験者にとっても、ずいぶんと早い段階の答練となり、思う存分力を発揮できない時期の開催なのではないかと思うわけです。

よって私は、東京法経学院の答練を、必ずや最新年度版を受講する必要はなく、メルカリ等を利用して入手する方法でも十分であると考えます。

まとめますと、

合格者になるであろう多くの者が受験する答練。
本試験で繰り返し問われている「既出」の知識(幹の部分)を厚く深くするために活用できる問題が多い答練。

といった印象です。入手できたならば、それを完璧にしておいても損はないであろうと思うわけです。

その点からしますと、東京法経学院の答練は、総じて正に「繰り返し学習するもの」と言えるでしょう。

LEC

さて、東京法経学院の答練をベタ褒めした後ですが、もう一つ秀逸な出来であり、繰り返し学習してもよい答練があります。

それは、LECの答練です。

まず、実際手にとってやってみた感想をご説明いたします。

LECの答練の択一の感想
  • 択一式の問題の難易度は高め。東京法経学院の択一式の問題と論点がかぶる問題が多い印象。
  • 過去問知識の別の角度からの出題や、過去問知識の違う言い回しの出題もあるが、本試験未出の今後問われそうな論点がやや多いような印象。
  • 繰り返し学習してもよいが、やりすぎると手を広げることにつながりそうではある。各問題のランクを見極め、繰り返し学習する問題と、そうではない問題とに分けると良いだろう。
LECの答練の記述の感想
  • 記述式の問題の完成度が秀逸。毎年新問。
  • 記述式の問題の難易度は、総じて高いといえる。
  • 会場受験だと、「完答」できない方もいる、本試験さながらの緊張感。
  • 記述式の問題の出題が最近の本試験の出題傾向に即している。つまり、問題文が長く、その文中のいたるところに問題の核となる論点が散りばめられている。
  • 繰り返し学習する価値がおおいにある。繰り返し学習することで、記述式の問題の各論点が「必ずや完璧になる」と断言できる。

という感じでしょうか。

択一式の問題は、上記の通りでありますが、特筆すべき点は「記述式の問題」です。

近年の記述式の傾向といたしましては、

  1. 出題の大枠は、あくまでも「基礎」。
  2. 複雑な計算や、数学的なひらめきが必要な問題は減少傾向。
  3. 問題文が長文であり、そのいたるところに論点が散りばめられている。

といったことが挙げられるかと思います。

この三つ目の「問題文が長文であり、そのいたるところに論点が散りばめられている」というのが近年のトレンドです。

令和3年の例で言うと正に「壁厚」。

実際の本試験がこちら

令和3年度 p.36 問22「建物」

このマーカーをした「柱の中心から内壁まで」の文言を見逃した方が、令和3年度でいう「壁厚組」であり、これを間違えたがために、その大部分の考え方や計算手順が合っていたのにも関わらず連鎖的に大幅減点につながってしまったのです。

ここの壁厚の部分は、例年でしたらもっとシンプルにストレートに書かれていることがほとんどです。

例えば令和2年度本試験ではこんな感じ。

令和2年度 p.35 問22「建物」

単に、「壁の厚さ」としか書かれておらず、その記載はシンプルです。

このように近年の出題傾向では、問題文が長文であり、その中から問題の核となる論点を間違えずに抜粋して解答していかなければならないのです。

その点、LECの答練は、

  • 問題文が長文であり、そのいたるところに論点が散りばめられているという本試験に即した出題。
  • 長文の問題文に慣れることができる。問題文から、問題の核となる論点を抜き出す練習になる(むしろ、ただしく抜き出せていない場合は点数がひどいことにるため、否でも応でも慣れていく)。
  • 代位申請、相続人からの申請、その場合の添付情報などを完璧におさえられる。
  • 土地の場合では、筆数、地目などの論点や、計算手順などを網羅的におさえられる。
  • 建物の場合では、壁厚、どういったときにどのような構造(何造なのか、何階建なのか)になるのか、床面積に算入するかしないかなどを網羅的におさえられる。

ものであると断言でき、繰り返し学習することで確実に記述の知識がつくだけでなく、その知識を網羅的にまとめることができるというのが、一番の強みであると考えます。

よって、LECの答練のうち、記述式の問題に関しては「繰り返し学習」するものといえるでしょう。

早割! LEC土地家屋調査士試験 答練のページ

アガルート

私は、アガルートのW合格カリキュラムを受講しておりました。

しかし、アガルートの単科講座、特に答練の受講経験がなく、その良し悪しやレビュー、イチオシ情報等を詳しく申し上げることはできません。

ですが、SNS等で拝見したアガルートの答練に関する情報がいくつかありました。

・令和4年度合格目標の答練(所謂、「後半」の3回分)は、どうやら「すごい」ものができている様子。

・択一式の問題は中里先生、記述式の問題は中山先生が作問をご担当。会心の出来だそう。

・4回目から6回目になるにつれ、順々に難易度(論点?原文通りならば「ボルテージ」)が上がるとのこと。

・繰り返し学習することで、「信じられないくらいの力を備えることができる」とのこと。

参照 Twitter 中山祐介(土地家屋調査士講師・アガルート) 中里ユタカ(アガルートアカデミー講師) 一部抜粋

といったものらしいのです。

名実ともに【土地家屋調査士】試験界隈を代表するお二人が作問し、かつ、そのお二人が揃って「会心の出来」とおっしゃるならば、間違いなく私たち受験生にとっては有益な情報や知識の詰まった答練であり、繰り返し学習することが前提のすばらしい答練であると言えるのではないでしょうか。

また、アガルートの答練の一番の強みは、

アガルートのカリキュラム生(他の予備校では本科生・コース生ともいう)が【土地家屋調査士】試験に合格し、「全額返金制度」の合格特典を利用する場合、カリキュラム受講と同一年度内で受講した「単科講座を含むすべての測量士補試験・土地家屋調査士試験の商品」が返金対象となる。

というものです。

よって、アガルートアカデミーのカリキュラム生で、一発合格、そして合格返金制度を目指して学習を進めている方であれば、アガルートの答練を受講する意味は大いにあると感じています。

看板講師作成会心の出来 アガルート実践答練

見事一発合格を果たし、単科講座を含むすべての講座受講料を返金していただく。

どうですか?独学による学習で合格を目指すよりも最終的に費用は安くなってしまいます。

考えるだけで、ゾクゾクしませんか?

合格返金制度のあるアガルートの、とてもおおきな強みの一つであり、ロマンがある話ですよね。

ご覧の皆さま方にも、合格返金制度を使って「実質0円」で合格を掴み取っていただくことをお祈りしています。

ただし、アガルートの答練において二つ注意することがあります。

それは、

  • 会場受験ができないこと。
  • 成績がでないこと。答練受験者内での順位や偏差値、判定等を算出した成績表等がないこと。

ですので、ご注意を。

まとめ 各予備校の答練の印象

以上、主要な各予備校の答練を、実体験をもとに私の印象を述べて参りました。

まとめますと、多分に私情が含まれますが、

スクロールできます
印象択一式の問題繰り返しの学習記述式の問題繰り返しの学習
東京法経学院必ずしも最新年度版である必要はなく、メルカリ等の活用も検討すべき。秀逸な出来。入手すべき。
入手したならば繰り返しの学習をおすすめする。
◎◎【2020】年度、【2022】年度のものは、本試験に比べるとやや容易な印象。
やや容易なものの、繰り返し学習することで、記述式の問題の論点はおおよそ完璧になる印象。
※最新年度版「2022年度合格目標」の答練では、「記述のボリュームが増えた」との情報あり。
LEC公式にて、最新年度版の受講をおすすめする。
会場受験をおすすめする。
難易度はやや高め。
未出の論点多め。
Aランク知識は落とさないように復習の必要があるが、全体的には何度も何度も繰り返し学習するというものではない印象。
秀逸な出来。
入手したならば繰り返し学習することで、記述式の問題の論点を網羅的に身につけることができる。自信をもって本試験の記述式の問題を向かい打つことができる。
アガルート詳しいことは不明。
会場受験ができず、答練受験者内での順位や偏差値、判定等を算出した成績表等もないのがいたい。
公式の情報を鑑みるに、アガルート受講生は、最新年度版(2022年度合格目標)に関しては受講を検討する価値は大いにある。
合格返金制度を狙おう。
詳しいことは不明。
ただし、最新年度版(2022年度合格目標)に関しては「会心の出来」とのこと。
合格返金制度もあり、アガルート生ならば一考の価値大いにあり。
不明(○)詳しいことは不明。
ただし、最新年度版(2022年度合格目標)に関しては「会心の出来」とのこと。
合格返金制度もあり、アガルート生ならば一考の価値大いにあり。
不明(◎)

のような印象でしょうか。ご参考までに。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェアはこちら

この記事を書いた人

こんにちは。首都圏郊外で個人事業主をしています「どん」と「はれ」です。
コロナ禍による仕事激減、その中で見えてきた将来・老後への不安。社会的地位もあり安定した収入が見込める国家資格の魅力に気づき、いつか独立開業してみたいという思いから、学生以来の勉強の日々。
わたしが経験したもの・こと・合格への道のり、そして異業種未経験からの独立開業までの道のりなど、皆さまに有益な情報をお届けできればと思います。よろしくお願いします。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次